世の中、インターネット、IT,Eコマース等コンピュータ関連の話題で持ち切りです。
さて、その本質は何かと聞かれるとなかなか答えられないのではないでしょうか。
企業を例にすれば、構造改革の本命は人的生産性をあげること。安くなったパソコンとネットワークを縦横に使って人を沢山使わなくて済むようにすればいいことです。
結局人減らしということになり、約1,200万人が失業するという事態になるわけです。
これが本当にできるのでしょうか?
しかし、緩やかであってもそういう方向へ向かうでしょう。
それでは、個人としてはどうなのか?
サラリーマンは一日の時間のうち大半を会社で過ごしますが、ここは縦社会。
若いときは仕事に情熱を燃やして仕事一途というスタイルもいいかもしれないが、だんだん年をとって定年を迎えたときにハタと気づいたら自分の居場所が無かったということになりかねません。
男性は縦社会、女性は横社会と言われますが、それは男性が縦社会に強いと言うことではなくて縦社会に弱い(上から言われると弱い)ということなのです。
四六時中縦社会のオキテに翻弄されて横社会の形成など眼中に無いというのが実態ではないでしょうか?
縦社会の中に身を置きながら横社会の形成を考えるバランス感覚が必要なわけです。
実は、横社会の形成に一番いいのがインターネットなのです。
インターネット = 横社会
個人のコミュニティの形成がインターネットの本質なのです。
さて、サラリーマンでホームページで自己表現できる人は何%いるでしょうか?
他の人に見せる価値のある自己表現の材料は幾つあるでしょうか?
失礼な話、かなりの人がこの問いに即座には反論できないのではないでしょうか?
しかし、実際には仕事を通じての多方面の知識、興味を持っていることは沢山あるのです。
年をとったら昔からの伝説や歴史を伝えよう。日本人が忘れていること、今の世代に欠けているもの・・・・・。
その中からテーマを見つけ肉付けをして世の中のために価値のある情報を作り出していけばいいのです。
三ヶ月必死にやればそれなりのものになります。
そのために先ず、自分のホームページを立ち上げることを考えよう。
自分を追い込んでいく。そうすれば真剣に考えます。最初は頼りない内容のものでもいいんです。
ホームページを考えたとき、きらびやかなページが頭に浮かぶかも知れません。面倒くさいHTML言語を覚えなくてはと考えるかも知れません。
しかし、ホームページの価値はきらびやかさではなくコンテンツ(内容)です。理想は文字情報だけでも訪問者をひきつれられるホームページだと考えます。
シンプルに考えよう。
個人のコミュニティの形成を考えることが先決なのです。 |