1.企画する
・「自分はインターネット上で何を伝えたいのか、何をしたいのか」をよく考えよう。
・「ホームページを誰に見てもらいたいのか」を明確にしよう。ホームページの制作は、世界に発信する表現活動といわれるが、結局見る人は限られている。対象とする人によってコンテンツ、 構成等根本的なことがすべて決まります。性別、職業、社会的地位、年齢、年収等について具体的なイメージを持とう。インターネットはターゲットとのコミュニケーションの上に成り立つものだから。
・人気サイトなど幅広くインターネットを見渡そう。必ずターゲットになるサイトは見つかる。
・ターゲットが決まったらそれに関する可能な限りの情報を集めよう。
「どのような題目をホームページにすればよいのか」というサイトがありますが、
・人のためになる情報
・回りまわって自分のためになる情報
・どうしても人に知らせたい、伝えたい情報
・他にない、今まで体系化されていない情報
という、4つの切り口から具体的な解説をしております。
人と同じ題材を扱っても、ちょっと視点を変えてみることも必要。そこへ行くと面白い、読むと参考になるといった要素も大切だろう。
いずれにしてもずっとやりつづけられるテーマを選ぼう。
その他、参考になるサイトとして、「アクセス向上の目的について考察」
「ホームページ成功の戦略またはボツ原稿の逆襲」等があります。
また、「日本を代表するホームページ99」には、個人の独自の視点で作られたホームページ集があります。参考にしてください。
2.コンセプトを考える
ホームページを作ろうとしたとき、人は欲張りになってあれもこれもと情報を盛り込みたくなるなるがこれでは最終的に何が言いたいのかのポイントがわからないページになってしまいます。
作りたいホームページのイメージそのものがコンセプトです。
枝葉末節を捨てて、進むべき方向に一本筋を通すこと。これがコンセプトメーキング。
コンセプトが決まれば作成に入ります。
この段階での参考サイトとして「これから作ろうとするホームページのイメージ」があります。少し辛口ではありますが、非常に参考になります。
3.構成を考える
・デザインは見やすさ、美しさが決めて。しっかりアイデアを練ろう。やはりアイデアはいろいろなサイトを見ることから。
・目次はどうするか(全体像のわかるインデックスが必要)。訪問者が自分の欲しい情報に容易に到達できるようナビゲートしよう。
・迷子のページを作らないように。元に戻れるよう工夫しよう。
・更新記録(what’s new)、次の更新予定を記載しておくのも再訪をいただく可能性を高める。
・頻繁に問い合わせのあることについてはQ&Aを用意しよう。
・目次、更新記録には説明ウインドをつけることで画面上の文字数を増やさず便利です。(ホームページ少しテクニックを「説明ウィンドーを付加しよう」)
4.素材を集める
自分が表現したい絵、写真、音楽を用意する。アイコンや壁紙等はインターネット上のフリーなデータを使ってもよい。(役に立つ情報源「素材」)
その場合は著作権や肖像権に注意すること(役に立つ情報源「著作権・肖像権」)
5.その他の注意事項
・画像や音楽はメモリを多く必要とするのでそれなりの配慮が必要。(参照「WEB Design Tips[3]画像」)
・テキストはテキスト、画像は画像、とはっきり割り切ってページ配分するといいだろう。画像を見ようと思って訪れた人は少しくらい時間がかかっても待ってくれるはず。しかし、記事を読みたいと思って訪れた場合、表示に時間がかかりすぎると待てない。
・タイトルは訪問者にわかりやすいもの、印象に残りやすいものにする。一般的なタイトルにしてしまうと、訪問者がせっかくブックマークをつけても後日、再度訪れようと思ったとき、ブックマークのリストの中に埋もれてしまって結局あきらめられてしまうことにもなりかねない。タイトルを変えただけでアクセスupにつながったという話しもある。
・ホームページを訪れる人はどんなマシンやソフトを使っているか分からない。また、障害者の方もおられるかも知れません。そのための対策も考えておこう。役に立つ情報源「アクセシビイリティ」。
・友人や知人などで他のOSを使っている人に確認してもらおう。Macだと画面が明るく、Winだと暗く見える。
・小さな画面で確認しよう。デスクトップや都合で画面を小さくしている人もいる。(参照「WEB Design Tips[1]ユーザー環境」)
・ページを印刷されることも考えておこう。A4におさまらないと不便です。
6.やらないほうがいいこと
・スクロールするテキスト。
・長すぎるスクロール。
・デザインに凝りすぎてやたらと重いページ。
・工事中だらけのホームページ。
・情報が古くなってしまったページ。
・機種依存文字を使ったもの。役に立つ情報源「文字コード」参照。
・スパムメール。
7.運営する
・充実したホームページになってきたら検索サイトに登録しよう。そのためにはMETEタグをきっちり書いておこう。(ホームページ少しテクニックを「METAタグの使い方」)(役に立つ情報源「検索サイトへの登録」)
・知り合い、よく行くページなどにリンクを貼ってもらおう。リンクを貼るときは相手が「メールはいりません」と書いてある場合以外はメールを出そう。
・感想、意見などのメールに対しては誠意を持って対応しよう。どのページに対する感想・意見なのかわかりやすくしておくと便利。(ホームページ少しテクニックを「メールの件名を指定する」)
どうですか。やることが沢山あって、さあやろう!!というファイトが湧いてきたのではないでしょうか。
なお、文章中ではなるべく平易な表現を使ったつもりですが、わからない言葉があれば、役に立つ情報源「コンピュータ用語」で確認しておいてください。 |